【12月議会・一般質問】東京電力への損害賠償、自転車の安全対策を - かじわら秀明
東京電力へ損害賠償請求を
【総務部長】原発事故での市の負担は10月末までで1360万円。内訳は人件費等740万円、放射線測定経費520万円など。11月は測定機購入や除染経費で487万円。可能な限り東京電力へ請求する。
【梶原】千葉県6市や八潮市でも請求するとしている。他市とも協同し強い態度で臨んでほしい。
【市長】事故がなければ不必要な費用。強い気持ちを持って請求したい。いま請求手順を検討している。
【梶原】(蕨市への避難者21人などへ)東京電力への損害賠償請求を支援するため、埼玉原発被害救済弁護団なども紹介してほしい。
【市民生活部長】損害賠償請求の相談があれば、でき得るだけの支援をしたい。
自転車交通の安全確保
【梶原】自転車運転者への赤切符はどの程度あるか。
【市民生活部長】蕨警察管内で21年約1万7千件、22年約4万6千件と激増。
【梶原】狭い蕨で自転車事故を減らす対策として、自転車歩行者道路や、自転車レーンの設置は有効だ。現状と今後の対策はどうか。自転車マナーの他、自動車運転者のマナー啓発も進めてほしい。
【都市整備部長】自転車歩行者道路は、市道は5路線指定している。他の路線への拡張も検討したい。
【市民生活部長】道路の幅が狭くて自転車レーンを設けるのは困難。マナー啓発は警察とともに進める。
【梶原】事故補償のため自転車保険への加入促進を。
【市民生活部長】自転車商組合から加入呼びかけをしている。市は自転車整備の実施も啓発する。
旧中仙道の車椅子が通りにくい歩道の改善を
【都市整備部長】(車止めにより狭い部分を広くするよう)部分的な道路補修として検討したい。
北町調整池設置工事の安全等対策
【梶原】水害軽減のため調整池の完成が待たれる。工事は安全に実施してほしい。
【都市整備部長】朝の通学時間帯は大型車は抑制する。高校通りは時速20キロ以下で通行、3つの交差点に警備員を配置し、安全も保ち振動も減らす。工事進捗により土曜休工を検討する。工事現場の深夜の騒音はクーラー室外機程度に抑える。
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