保健センター運営委員会報告 - 蕨市の保健事業の前進面を再認識 - 運営委員・市議 志村 茂
蕨市保健センター運営委員会が2月13日に開催されました。議題は、@平成22年度主要事業実施結果及び決算についてA平成23年度実施事業の進捗状況についてBその他、でした。
配布された蕨市保健事業統計には保健センター事業の沿革も載っており、蕨市が健康診査や母子保健、予防活動、相談事業など、様々な保健事業に力を入れてきたことがわかります。さらに悌燻s長になってから、◆無料歯周疾患検診の拡充(60歳・70歳を追加、節目以外の人も抽選で可能に)◆精神保健福祉手帳の交付に係る診断書料の自己負担助成(上限5千円)の開始◆妊婦健康診査の助成券の拡充(2回→5回、5回→14回)◆女性特有のがん検診(子宮がん・乳がん)の無料クーポン券配布◆乳児家庭全戸訪問指導開始◆すこやか発達相談開始◆2歳児のフッ素塗布事業開始◆妊婦健康診査で超音波検査の拡充(35歳以上→全員、1回→4回)◆食事と遊びの教室開始(以上、22年度までの要約)など、たくさんの事業が開始・拡充されました。
議事に入り、22年度の事業について詳しい資料に基づいて説明がされました。いくつかの質問が出され、保健師や職員の他、運営委員の医師も答えました。
平成23年度実施事業の進捗状況については、私が議会で取り上げた歯周疾患検診について、計上された当初予算を活かすために受診券の発行を増やし、22年度に比べて受診者が102名増えた(予算執行率99%)ことが説明されました。
運営委員の歯科医師からは、蕨市の保健事業は進んでいるとの評価とともに、「歯周疾患検診は重要なので、希望者全員が受診できるようにしてもらいたい」との要望が出されました。
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