【3月議会】基金とりくずし保険料の引き上げを抑制 - 介護保険条例改正に質疑 - 市会議員 かじわら秀明
定例議会の2月29日の本会議で介護保険条例改正について質疑しました。この条例は、3年に一度の介護保険料の改定にあたり、2012年度から14年度までの保険料を定めるもの。既報「介護保険料の改定案が説明される」のように、第4段階の基準額で、月額600円引き上げ、4500円にするものです。
介護保険への国の支援が介護給付費の25%分しかなく、3年ごとに保険料が上がる国の制度のもと、蕨市では、引き上げ幅を抑えるため、介護保険準備基金2億3千万円をほぼすべて活用、さらに各市の拠出で県に積んでいる基金も使います。これにより、実力ベースで4965円となる保険料を、465円抑制し、4500円にすると、健康福祉部長が答えました。
さらに、高所得層に応分の負担をしていただく観点から、所得600万円以上の料率を引きあげること、低所得者対策として特例第3段階(世帯非課税で本人の公的等年金収入+他所得額=120万円以下、保険料額はすえおき)を新設したことも説明されました。
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