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県南都市問題協議会 
西東京市「防災センター施設見学」に参加して
  市会議員 鈴木さとし

 
 1月25日、蕨市・川口市・戸田市の市議会で構成する県南都市問題協議会の都市計画・交通問題研究部会「西東京市防災センター施設見学」に参加しました。
 同センターについては、1999年に保谷市役所の敷地内に防災センターが設置され、田無市との合併により現体制となりました。地上6階建で、建物内には同センターの他に西東京市保谷保健福祉総合センターが併設されています。
 防災センターの機能としては、災害対策本部室や防災情報室など、災害時の指揮・情報収集のための設備が整えられている他、防災のかかわる展示を行っているコーナーや災害や防災意識啓発のための映像を見られるコーナー、研修のための講座室なども設置されていて見学できました。災害本部室には、東京都防災センターから提供される映像やテレビなどの映像を映す大型モニター等の設備が充実しています(但し、市独自の市内等の映像は不可)。また、展示や映像のコーナーも、市民が興味・関心を持てるような様々な工夫されていたと思います。
 今回の視察では施設見学が中心だったということもあり、大規模な防災センターを設置する意義や、災害時の具体的な対応・体制については深められないままとなってしまった点は心残りでもありました。
 災害時に対策の中心となるべき施設が確保されていることは重要です。一方、同様の施設が蕨市や県南地域で必要か、蕨市にふさわしい防災機能昨日のあり方はどのようか、などについては独自に慎重な検討が必要とも感じました。