index
【3月議会】年金切り下げの中止を求める陳情への賛成討論 - 市会議員 かじわら秀明

年金者組合蕨支部が市議会に提出した「政府に対し年金支給額の切り下げの中止等を求める意見書の提出を求める陳情」は、日本共産党と無所属が賛成、他が反対し不採択となりました。陳情は「@高令者の命綱である年金支給額の切り下げは止めて下さい。A年金支給開始年令のさらなる引き上げはしないで下さい。B無年金、低年金者に対する緊急の救済措置を講じて下さい」との内容です。

民主党は委員会で反対討論し、新生会と公明党は、意見を述べず反対しました。3月22日の本会議で、共産党市議団を代表しての梶原市議の賛成討論要旨は次のとおりです。

「政府の年金削減計画は3年で3%以上も減らし、基礎年金では年額2万6千円余の減額だ。民主党は09年総選挙で、「年金給付の水準は少しでも高める。公的年金控除と老年者控除を元に戻す」と公約したが裏切った。日本共産党は消費税に頼らなくても社会保障を再生する道を提案している。民主党の陳情反対討論は、少ない現役世代で高齢者を支えるから年金は下げなくてはいけないというものだが、いま必要なのは、どの世代も安心できる制度をつくることだ。民主党政府の裏切りを厳しく糾弾し、陳情の趣旨に全面的に賛成し、誰もが安心して老後を暮らすことのできる年金制度をつくっていく決意を述べ賛成討論とする」