【3月議会一般質問】志村しげる
特養ホームの建設、土地開発公社の健全化、妊婦健診の負担軽減を質問
◆市内3か所目の特別養護老人ホームの建設について【質】3議会続けて質問した甲斐があり、特養ホームの建設が具体的になった。市がOKIプロサーブ社に約1600万円の奨励金を払い、同社が社会福祉法人ぱるに土地を貸し、ぱるが90床の特養ホームを建設するということだが、開設までのスケジュールはどうか。
【答】社会福祉法人が本年8月末までに県に計画書を提出し審査を受け、25年度当初に補助金の申請。交付決定後建設に着手。26年度中に竣工検査を受け、開設。
【質】OKIプロサーブ社に奨励金を交付する要綱が作られたら議員に配布を。
【答】4月1日に公布するので、2日以降に配布する。
◆土地開発公社の健全化
【質】土地開発公社は平成18年度末に約77億7千万円の借入金があったが、19年度から22年度までに市が約13億9千万円の買い戻しを行った。買い戻さなかった場合、その分の23年度末までの利息はいくらか。
【答】約2600万円。
【質】公社が長期間保有する土地について国の考えは。
【答】保有期間が5年を超える土地は「塩漬け土地」と見なされ、早期の買い戻しが強く求められている。蕨市はすべてが10年以上。
【質】第3期土地開発公社健全化計画の内容はどうか。
【答】23年度からの5年間で、約12億円買い戻す計画。
【質】利息の支払を減らし、市民の将来負担を減らすために頑張ってもらいたい。
◆蕨市立病院における妊婦健診の負担軽減について【質】妊婦健康診査への公費助成として、5枚の受診票と13枚の助成券が発行されている。5枚の受診票に記載された検査については妊婦の自己負担なしで受診できるように改善すべきだ。
【答】自己負担の在り方を見直し、受診票に記載された検査項目以外の、独自の検査のみ負担してもらう。
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