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2012年度予算に盛り込まれた市民要求(その2)
中学校にもエアコン設置、学校体育館の耐震化とリニューアル、交流プラザさくら前の駐輪場改修

中学校にもエアコン設置
 昨年度は、小学校139室にエアコンが設置され、子どもたちの学習環境の改善が図られました。
 昨年度に引き続いて、今年度は、中学校の全ての普通教室、特別教室33室にエアコンが設置されます(設置されない教室は、生徒会室、総合学習室など27室)。
 これまで、学校へのエアコン設置は日本共産党市議団が要望してきました。中学校は、ガス方式のエアコンで、エネルギーの平準化がはかられ、リース方式での契約は設計、施工、メンテナンスが一体で行われるとの利点が期待されます。中学校でも今年7月からの稼動をめざして準備中です。

学校体育館の耐震化とリニューアルをすすめる
 これまで頼高市長は、すべての学校校舎の耐震化工事をすすめてきました。学校体育館は災害時の避難所として、また地域のスポーツの場でもあり子どもたちの運動の場でもあります。大震災を教訓に学校校舎につづいて体育館の耐震化もすすめることになりました。耐震化工事と合せて、かねてから要望していた体育館の大規模改修(全面リニューアル)もすすめることが明らかになりました。大規模改修の内容は、トイレ改修、屋根の防水改修、外壁改修および床改修を含めた内装改修、照明もアリーナ部分は降下式に、それ以外の舞台や玄関はLED電球に代わります。体育館窓には網戸も入るなど全面改修が行われます。2012年度は、東小、西小、南小、塚小が工事に入ります。工事期間は、夏休みから6〜7ヶ月程度かかる見込みでその間は体育館が使用できなくなります。2013年度は、中央小、中東小、北小、一中、東中の体育館の耐震化と大規模改修が行われる予定です。2013年度ですべての学校校舎と体育館の耐震化が終了し、耐震化率が100%になります。

交流プラザさくら前の危険な駐輪場の改修が決まる
 南町2丁目地内にある交流プラザさくらは開館15周年を迎えました。さくらには、老人いこいの家みつわ苑、南町児童館、南町留守家庭児童保育室、子育て支援センター、南町デイサービスセンターが設置され、赤ちゃんから高齢者まで集う場所となっています。しかし、さくらの玄関前の駐輪場は、木の根っこやマンホールが浮き上がり、インターロッキングがでこぼこになり、通行する際につまずいて危険な状態となっています。日本共産党には市民から「危険だからどうにか直してほしい」「夜は暗くて足をひっかけて転倒した」などの要望が多く寄せられ、一般質問などで改修を求めていました。新年度予算では、この駐輪場の全面改修の予算が組まれました。地域住民からは早速「安心した」「よかった」との喜びの声が届いています。