【9月議会】介護保険特別会計決算を質疑(市会議員 志村しげる)
【質】介護保険導入時は保険給付費の17%を65歳以上の人(第1号被保険者)で負担するものだったが、負担割合は増えてきた。平成23年度と24年度は何%か。
【答】平成23年度は20%で、
24年度は21%になった。
【質】国の負担は保険給付費の25%となっているが、そのうちの5%は調整交付金で、自治体によって割合が違う。蕨市にきているのは3・63%だが、割合はどのように決まるのか。埼玉県内の平均はどうか。
【答】後期高齢者の加入割合と所得段階別加入割合によって計算される。県内の自治体の平均は1・48%。
【質】通所介護(デイサービス)を利用した人数と施設数の推移と最近の3年間で閉鎖した施設数はどうか。
【答】1か月あたりの利用人数は要介護者が691人、要支援者が92人。施設数は平成20年度と21年度は10施設、22年度は11施設、23年度は12施設。閉鎖した施設は23年度に2施設ある。
【質】急に閉鎖されたら困るが閉鎖の手続きはどうか。
【答】閉鎖する1か月前に県に連絡が行き、閉鎖後に県から市に連絡がくる。
【質】特定施設入居者生活介護の利用人数は何人で、施設数の推移はどうか。
【答】1か月あたりの利用人数は要介護者127人、要支援者20人。施設数は平成20年度以降は3施設(すべて有料老人ホーム)。
【質】認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の利用人数は何人か。施設数と定員の推移はどうか。
【答】1か月あたりの利用者は43人。施設数と定員は、平成20年度と21年度が2施設で27名、22年度は3施設36名、23年度は4施設45名。
【質】介護療養型医療施設の入院者数は何名か。自公政権はこの施設を平成23年度末で廃止する方針だったが、現在どうなっているか。
【答】入院者の月平均は32
名。平成24年4月1日時点で指定されている施設は、平成30年3月31日まで認めるとなった。
【質】第2次通所予防事業はどういう事業をやっているか。利用者は何人か。
【答】総合社会福祉センター、蕨デイサービスセンター、塚越デイサービスセンターないとう、ユアースポーツの4施設で運動機能の向上、栄養改善、口腔機能の向上を実施し、104名が利用。ルネサンス蕨では水中ウオーキング、その他を実施し、48名が利用した。
【質】利用者負担はないのか。何人まで受けられるか。
【答】負担はない。180人分の予算を組んでいる。
【質】1次予防事業はどういう事業をやっているか。参加者は何人か。
【答】椅子にすわったまま簡単な運動を行う「ぴんしゃん教室」に517人、認知症予防のための講座や体操・運動を行う「認知症予防教室」に126人、運動器具を使った機能訓練や体操を行う「運動機能向上教室」に412人が参加した。
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