【9月議会】9月定例市議会終わる
9月定例市議会終わる
2011年度決算の全てを認定し、アスベスト被害者の早期救済・解決をもとめる請願を採択
9月28日、9月定例市議会は最終日を迎え、請願1件、条例案2件、補正予算案2件、契約の締結2件、決算認定9件についての採決が行われました。なお、24日に提案された「公平委員の選任について」は、同日、全会一致で可決されました。
各常任委員会の報告に続き、はじめに埼玉土建組合蕨戸田支部から提出された「建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書提出を求める請願」(常任委員会の審議については9月30日付記事参照)についての採決が行われ、全会一致で採択されました。この日の日程の最後に、この請願にもとづく政府への意見書と「戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金」の存続を求める意見書が全会一致で可決されました。
続いて、「市民参画と協働を推進する条例」については、継続審査(9月23日付記事を参照)とすることについての採決が行われました。採決に先立ち、日本共産党市議団を代表して鈴木議員が討論を行い、「慎重な審議を重ね、より充実した内容に練り上げようという方向は重要」としつつも、「本条例案については、9月議会で採決・可決し、来年度に向けた予算編成作業などで一層の具体化を図るべき」との見解を示し、継続審査とすることに反対を表明しました。採決では、日本共産党以外の賛成で閉会中の継続審査となり、引き続き、審議が行われることになりました。
その他の議案については、全て全会一致で可決・認定されました。
今議会の一般質問者は14人でした。傍聴者は、本会議が延べ87人で、委員会はありませんでした。