【一般質問・9月議会】鈴木さとし議員の一般質問
防災計画の見直しと防災対策の充実を市民とともに
市会議員 鈴木さとし
◆地域防災計画の見直し
【質】蕨市地域防災計画の見直しをどのように行うか。また、その内容はどうか。
【答】来年度の県防災計画改正をうけて検討する。東日本大震災を踏まえ、帰宅困難者対策、放射能汚染対策などが内容。市の独自課題も検討していきたい。
【質】市民参画と協働の位置付けはどうか。
【答】地域コミュニティーの活動なくして被害軽減は図れない。市民意見を参考に、より実践的に計画・対応できるよう取り組みたい。
【質】「自助」「共助」が市民まかせとならないよう必要な援助を求める。
◆図上訓練の実施を
【質】様々な災害が同時多発する大規模災害において状況に応じた対応ができるよう、職員や住民が参加する図上訓練を行う考えは。
【答】「職員初動マニュアル」完成後に職員向けの事情訓練を行いたい。また、地域から5人が県の自主防災リーダー研修に参加。図上訓練も実施されている。
◆災害時要援護者対策を
【質】高齢者・障がい者などの災害時要援護者への対策はどうなっているか。また、福祉部門との連携は。
【答】同意のあった1940人分のデータ入力が完了。今後、モデル地区を選定し個別計画の策定に入りたい。
(2面の5段に続く)
(1面からの続き)
福祉部門も含め庁内連絡会を設け連携を図っている。
【質】この間の高齢者分野での努力は評価するが、障がい者分野での把握・対策が進んでいない。課題は。
【答】障がいの種類や状況が様々であり対象となる人数把握はしていない。今後把握する。人により困難な点や課題は様々であり、計画への反映が課題となる。
◆避難の検討シート作成を
【質】家庭などで活用できるよう、災害の種類や規模に応じた対応検討シートの作成を求める。
※他に、留守家庭児童指導室の運営について質問。