index
戸田競艇組合業務常任委員会でサテライト新潟を視察 - 市会議員 やまわき紀子

戸田競艇組合業務常任委員会では10月25日・26日で新潟県において視察をしてきました。

25日は、はじめに新潟県中央区にある「サテライト新潟」を訪れました。サテライト新潟は50年前から競輪の場外売り場で、これから戸田競艇の場外売り場を併設しようと計画している場所です。場外売り場用に、1階1605uのうち5分の1くらいを改築する考えであるとのことでした。「サテライト新潟」については、開設反対の意見もあるようで、開設にあたっては住民の話を十分に聞く必要がありそうです。

つぎに、阿賀野市にある「ミニボートピア阿賀野」に向かいました。ここは戸田競艇組合が昨年11月に新潟県内初の場外船券売り場として、場外車券売り場とのワンフロア一体型でオープンしたものです。遊園地の駐車場に開設したもので周辺は田んぼで、近くに小学校があるが通学時間に警備員を配置することで地元の理解は得られているとのことでした。しかし、期待よりも船券の売り上げは伸びず、県内初といいながら直後に上越市にナイターもやる場外船券売り場が開設し、立地条件もよい上越市のほうが売り上げを伸ばしているという厳しい事情もお聞きしました。また、冬場の除雪作業の莫大な費用面や、ナイターができないという制約もあることがわかりました。

26日は弥彦村にある「弥彦競輪場」を訪れました。62周年を向かえる全国唯一の村営競輪場で、グランプリレースをやれば経済効果も生まれ収益があり、年間でどうにか黒字となっているが、普段はレースを開催すればかなりの赤字で従業員と選手のために開催しているという厳しい状況を聞きました。今は、女性競輪選手の育成と女性のレースに人気がでているということで、女性選手の練習風景も見せてもらいました。