【12月市議会】環境福祉経済常任委員会報告(志村しげる・やまわき紀子)
環境福祉経済常任委員会報告
生保引き下げ中止を求める請願は不採択・医学部新設を求める請願は採択
市会議員 志村 しげる
市会議員 やまわき紀子
環境福祉経済常任委員会が12月3日に開催され、請願2件、補正予算1件、その他1件を審議しました。
社会保障をよくする蕨の会から提出された「生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見書提出を求める請願」には、民主党は退席し、公明党の高橋議員が反対討論。「将来的に生活保護に頼らない老後の生活を補償する制度改革を期待する」として保守系の新政会、公明党が反対、民主党は退席しました。これに対して、日本共産党は、「生活保護制度は国民の命綱。国民の命と暮らしを守るのは国の責任。生活保護基準の引き下げは国民のくらしをますます悪くするものである」として賛成討論を行いました。採決では、保守系の新生会、公明党が反対し、本会議で不採択すべきものとされました。
医療生協さいたま蕨支部から提出された「『国は医学部新設を認めてください』の意見書提出を求める請願」は、全会派が賛成しましたので、議会最終日に請願が採択され、委員会提出の意見書が国に提出される見通しになりました。
一般会計補正予算では、児童福祉費では損害賠償金、生活保護費では扶助費の伸びにより増額補正をする予算です。全議案に全会派が賛成しました。
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