【12月市議会、一般質問】地域経済活性化めざし市内業者への発注増を求める事などを質問 - 市会議員 鈴木さとし
市内業者への発注について
【鈴木】市内業者への発注を増やす取り組みについて、取り組みと実績はどうか。
【総務部長】市内業者育成と地域経済の活性化を図るため、小規模修理修繕契約希望者登録制度の対象金額の拡大や、住宅改修資金助成制度(リフォーム助成)の創設をした他、可能な限り市内業者を指名業者として選定している。また、土木工事同様、建築工事においても入札参加資格要件として市内業者は実績を問わないことで、受注機会の拡大と育成に努めている。市内業者の受注実績は、100万円以上の工事で平成22年度は21件、23年度は25件と増えている。
【鈴木】市内業者のみの指名競争入札や総合評価方式での加点項目を検討することについてはどうか。
【総務部長】市内業者のみでの指名競争入札は平成22年度3件に対し23年度は8件。また、蕨市との災害防止協定を締結している場合を加点対象とする総合評価方式ガイドラインの改正を行った。今後の課題は、受注実績などを踏まえた育成が重要であり、競争性を確保し、受注機会を拡大していくことと考える。
高齢者の見守りと孤立死防止の取り組みについて
【鈴木】市内事業所と新たに結ばれた見守りネットワーク協定の内容と、協定の締結先を広げる対応は。
【健康福祉部長】5月の「孤立死防止のための対策検討委員会報告書」で「新たな取り組み」とされていた郵便局、生活共同組合との協定。日常の業務の範囲での協力体制で、何らかの異変を察知したら警察、消防、市役所などに通報してもらう。今後も関係業者への協力依頼を検討したい。
【鈴木】経験交流や継続した意識づけのためのネットワークのあり方について検討が必要。日常の見守り体制についても充実を。
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