index
火災・救急件数は横ばい - 消防委員会報告 - 委員・市会議員 やまわき紀子

蕨市消防委員会が2月20日に行われ、委員として出席しました。議題は2012年中の火災発生件数状況、救急出動件数及び救急搬送人員、13年度消防費当初予算概要、春季全国火災予防運動です。

火災状況は31件で、放火や放火の疑いが12件を占めています。市民公園内ではそのうち3件発生し、朝になって管理人が燃えカスを発見するというケースが多い。そして第一分団に、半月程度警戒にあたってもらっている。救急出動件数は3525件、搬送人数2994人(前年から48件、58人減少)で横ばい傾向となり、全国的に増えている65歳以上の高齢者の急病(骨折など)が増加している。そこで、消防署ではFAXで「119」を発信すれば消防署に届くサービスを2月から開始し、障がい者や高齢者に何かあったときに利用してほしいとの話がありました。

13年度消防費予算の概要では、救急救命士教育訓練事業負担金で1名分計上し、全体で救急救命士は15人(定数86人の17%)となり救急車に1人は必ず同乗でき、3台出動しても消防車で救命士が現場にまず駆けつけ、他市の救急車応援を待つ体制はあるとのことでした。12年は他市から65件応援を受けていました。