【3月市議会】錦町区画整理事業会計予算に質疑 - 市会議員 志村しげる
平成25年度の錦町区画整理事業特別会計予算について質疑しました。
【質】(1)国庫補助金2億3100万円を計上した根拠(2)都市計画債の充当率と地方交付税措置(3)仮設住宅建替工事の予算が1棟当たり105万円増額している理由(4)家屋移転の予定(5)舗装新設工事設計を行う箇所(6)土質調査を行う箇所(7)街路築造と仮舗装の箇所(8)舗装新設工事の箇所、はどうか。
【答】(1)32棟の建物移転と元蕨法ヶ田線の舗装新設工事で、補助対象事業の費用に補助率55%をかけた。(2)公共事業等債は国庫補助金の対象事業における市負担分の90%で、その内の20%分は地方交付税措置される。街路築造整備事業債は街路築造工事の費用の75%で、地方交付税措置はない。(3)仮設住宅建替の敷地が軟弱地盤なので、基礎杭工事が必要になった。(4)曳家工法21棟、再築工法11棟を予定。(5)元蕨法ヶ田線と蕨春日通り線を各々150m。(6)蕨春日通り線。(7)建物移転箇所を中心に約590mを予定し、仮舗装も一緒に行う。(8)元蕨法ヶ田線の140mを舗装する。
【質】(1)23年度と24年度は国庫補助金が予定額より大幅に減額されたのはなぜか。(2)県内の自治体全部が同様に減らされたのか。(3)家屋移転は25年度からの5か年で何戸を移転する計画か。
【答】(1)明確な答えはもらっていないが、東日本大震災の影響だと思う。(2)近隣市も同様に減になっている。(3)150棟を考えている。
【質】(1)23年度は仕方がないが、24年度まで尾を引くのはだめだ。県を通して国に言ってもらいたい。(2)1兆3千億円余の補正予算が国会を通った。この中には多くの無駄が入っているので日本共産党は反対したが、決まった以上は市が使える予算は活用して、遅れを取り戻してもらいたい。
【市長】(1)国庫補助金が大幅に減るのは事業に支障をきたす。様々な機会をとらえて強く求めていく。(2)今議会に追加補正予算を提出し、家屋移転8戸を増やしたい。推進に向け努力する。
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