【3月市議会】総務常任委員会報告 - 市会議員 鈴木さとし
3月6日、総務常任委員会が開催されました。総務常任委員会に付託された条例案3件、補正予算案1件、来年度予算案1件、その他2件の議案について審議が行われ、採決では全ての議案について全委員が賛成しました。
このうち、今年度の一般会計補正予算案の審議の中で、土地開発公社からの土地買い戻しについて各会派が質疑しました。土地開発公社が所有する土地は、借金で購入され最終的に蕨市が買い戻しを行い、その間の利息も市が負担するという、実質的に市の借金です。昨年3月議会で??市長は、財政健全化をすすめる立場から計画を前倒し。市庁舎第2駐車場として利用している土地全ての買い戻しを行う提案をしました。しかし、日本共産党以外の会派が、具体的な使い道を示さずにこの部分を削除。そのため、今議会では、当初計画のペースに合わせた買い戻しが提案されました。
日本共産党は、前回の修正によって市が新たに負担しなければならなくなった負担について質疑。土地の分筆登記などで事務量が増えたほか、利息負担もこれまでに約194万7千円、来年度も約70万円が必要になることなどが答弁されています。
一般会計補正予算案については他にも、歳入に関連して保育園や家庭保育室の状況、今年度行われた庁舎改修・空調設備工事の効果などについて質疑。また、来年度予算案については、使用料や手数料収入の内訳、国や県の支出金内容など歳入にかかわる内容の他、来年度始まる協働事業提案制度と、これまで行われてきた男女共同参画サポート研究委託との関係、地域の防災リーダー養成で行われる災害図上訓練と行政の参加について等を質疑しました。
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