【3月市議会】いじめ・体罰のない教育環境、学童保育の拡充、コミュニティバスの改善を:鈴木議員の一般質問
◆いじめ・体罰への対応
【鈴木】「いじめ」「体罰」のない教育環境への取り組みは、どう行われてきたか。
【教育長】「いじめ」は決して許されるものではなく、最も重要な課題と確認。実態把握・早期対応・早期解消・被害者の立場に立った指導・見届け等を行うよう継続的に指導してきた。「体罰」も同様に許されず、再点検、全中学校への部活動訪問実施等、実態把握と指導の徹底に努めている。
蕨市の「いじめ」認知件数は小中学校各6件で全て解消。認知件数の増加は、教職員の意識向上がはかられているためと認識。
【鈴木】「蕨市いじめのない明るい学校づくり宣言」制定の経緯は。また、各学校での児童生徒を中心にした取り組み状況はどうか。
【教育長】児童生徒たち自身がいじめの根絶をめざす健全な心身の育成を図ることが大切と認識。一中の「いじめ追放決議」など児童生徒の主体的な取り組みを全市に広げようと、校長会等で紹介。各校発表の機会を設けるとともに、子どもたちの宣言ができればと考え、制定に至った。
【鈴木】「いじめ」については国民的な議論が必要だが、国の統制強化や道徳の教科化などの動きを懸念する。一方、蕨市の子どもの自主性や現場の努力に依拠し進める努力は重要であり一層の努力をお願いする。
◆学童保育の拡充
【部長】中央地区の施設面での対応は行っていないが、入室希望者の増加は続くと見込まれ、学校敷地内への設置に限らず定員拡大の方策を検討したい。
◆コミュニティバスの改善
【鈴木】ルート変更の検討、停留所へのイス設置の推進、高齢者無料パスの公民館での発効を求める。(「課題が多く難しい」との答弁に対し)公民館での無料パス発行は運用上の工夫で可能。一層の検討をお願いする。
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