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【9月市議会】一般質問・かじわら秀明議員

リバースモーゲージ、福祉連絡システム、バス停ベンチなど質問
 市会議員 かじわら秀明

◆自宅不動産を担保にした生活資金貸付制度(リバースモーゲージ)
【梶原】相続不要の自宅を担保に収入を増やしたいと考える市民が多くなっている。(1)制度概要と、(2)実績はどうか。
【部長】(1)要保護世帯向けと低所得高齢世帯向けの制度がある。要保護世帯向けは、福祉事務所と社協が連携して対応する。高齢世帯向けは、65歳以上、評価額1500万円以上の不動産(マンションは除く)が対象、貸付限度額は評価額の約7割。相談があれば市社協を案内している。(2)2007年以降、県内では51件。蕨では実績はない。
【梶原】マンションも対象にするなどの制度の拡充も必要だ。条件のある市民へは周知を進めてほしい。

◆福祉連絡システム
【梶原】24時間いつでもボタンを押せば福祉センターにつながる本制度の利用が増えている。(1)借家の場合は、申し込み時に家主の承認が必要で、申請をためらう場合がある。(2)制度を知らない人がまだ多い。
【部長】(1)緊急時の対応として住宅に立ち入る旨の承諾書をいただくので、家主の了解も必要。(2)高齢者調査の際にパンフレットを渡したりケアマネジャーを通じ利用を働きかけたい。
【梶原】借家の市民へは、ていねいな説明で活用を促してほしい。

◆保健センター周辺の(1)歩道のがたつきの改善、(2)停留所ベンチの設置を求める
【部長】(1)道路補修予算の契約差金(今年度の予算の範囲内)での修繕を検討したい。(2)古いベンチは市が設置したのではないが危険なので撤去した。現地は十分な広さがあり要望もあるので、設置を検討する。

◆北町公民館のエアコン
【部長】空調の機能低下は認識している。財政状況をみながら、耐震化・大規模改修も計画していきたい。