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【12月市議会】蕨市長期計画の基本指針となる「蕨市将来構想」へ質疑 - 市会議員 かじわら秀明

11月29日の本会議で蕨市将来構想へ質疑しました。これは、蕨市の10年間の長期ビジョンの基本指針となるもので、「まちづくりの理念を『みんなで未来の蕨を創る』とし、目指すべきまちの将来像を『安心とにぎわい みんなにあたたかい 日本一のコンパクトシティ蕨』と掲げた」(市長報告)ものです。

【梶原】計画の進行管理などはどう行なっていくのか。
【部長】将来構想の実現に向け分野別計画を策定中である。分野別計画で施策目標を設け、5年間の前期計画で達成状況の把握をする。分野別計画などに示す主要事業は原則として、3年ローリングの実行計画に掲載する。その評価結果を予算編成に活かす。

【梶原】まちの将来像とした「日本一のコンパクトシティ蕨」の定義はどうか。
【部長】日本一人口密度が高い市で、コンパクトな市域に住みやすさの要素がつまった、暮らしやすいまちの姿を表わしたものである。

【梶原】まちづくりに活かす地域資源の具体例は何か。
【部長】中山道蕨宿や寺社等の歴史、河鍋暁斎美術館や音楽・文化、成年式などの行事、双子織・わらびりんごなどを、蕨らしい魅力ある資源ととらえ、にぎわいあふれる元気なまちをつくっていこうとするもの。

【梶原】土地が高い蕨市の特性において、若年層の定住をうながす対策はどうか。
【部長】これまで、医療費無料化、35人学級、学校のエアコン設置、保育園整備などをしてきた。市民アンケートで「子育て支援」の満足度が初めて1位になったのは、このような施策に評価をいただいたものと思う。こうした支援をこれからも進めていきたい。

【梶原】長期計画審議会の答申を市長はどう受けとめているか。
【頼高市長】貴重な提言で、答申は分野別計画に活かす。