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【12月市議会】12月定例市議会が閉会 - 市長提出議案はすべて全会一致可決 - 消費税増税中止を求める陳情は新生会・公明・民主が反対

蕨市議会12月定例会は12月17日、請願・陳情4件と市長提出議案9件の採決(人事案1件は11月29日に採決し、全会一致可決)が行われ、市長提出議案はすべて全会一致で可決しました。請願・陳情は4件とも意見が分かれました。

来年4月からの消費税増税中止を求める陳情は、日本共産党と無所属が賛成しましたが、新生会・公明・民主が反対して不採択になりました。

容器包装リサイクル法の改正を求める請願は、レジ袋の有料化の法制化を求める項目があるため日本共産党は反対、民主党が退席、他は賛成で採択されました。

緊急事態基本法の早期制定を求める請願は、緊急事態基本法が政府判断で「緊急事態」と認定することで、国民の基本的人権を制約する内容であるため、日本共産党は反対、民主党と無所属も反対、新生会・公明が賛成で採択されました。

消費税増税時に新聞への軽減税率適用を求める請願は、日本共産党は増税を前提としたものには賛成できないので反対、民主党も反対、新生会・公明・無所属の賛成で採択されました。

請願3件の採択に伴い、国への意見書案3件が議員提出議案として上程され、3件とも可決しました(会派の態度は請願と同じ)。

今議会の一般質問者は15人で、日本共産党は4人全員が市民要求等を取り上げて質問しました。議会傍聴者は本会議に延べ83人で、委員会の傍聴者はいませんでした。