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【3月市議会】秘密保護法の廃止を求める陳情に新生会が反対表明
総務常任委員会報告 ― 市議会議員 鈴木さとし

3月6日の総務常任委員会では、陳情1件、条例5件、一般会計補正予算、来年度一般会計予算、他1件を審議。陳情が賛成少数となった他、市長提出議案は全て全員が賛成しました。

蕨市平和を守る会など9団体による「『特定秘密の保護に関する法律』の廃止を求める意見書の国への提出を求める陳情書」では、新生会が陳情に反対の立場で討論。情報漏洩を防ぐ法整備が万全でなく、諸外国は重要な情報を共有しようとしない、今より秘密の範囲が広がることはない、国民の『知る権利』や『報道の自由』を規制するものではないなど、安倍政権と同様の主張を展開しました。

日本共産党は、陳情に賛成の立場で討論。法律の再修正や廃止を求める世論が80%を超える世論調査や、法律家など広範に反対が広がったことなどを紹介し、強行採決で成立した同法の問題点を指摘。何が秘密かも秘密、事実上永遠に秘密、民主主義や国民の権利を侵害、首相主導の体制では恣意的な運用も秘密の拡大も防げない、日本をアメリカとともに戦争できる国にする法律であることなどを示しました。採決では、賛成2(日本共産党・民主党)、反対3(新生会)でした。