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【3月市議会】環境福祉経済常任委員会報告 - 新生会と公明党がすべての請願・陳情に反対 - 市会議員 志村 しげる・やまわき紀子

環境福祉経済常任委員会(山脇紀子委員長)は3月7日に開催され、請願・陳情4件、条例3件、補正予算5件、予算5件、合計17件を審議しました。

「重度心身障害者医療費助成制度に年齢制限を導入しないよう、埼玉県への意見書提出を求める請願」については、新生会の前川議員が「65歳以上(で新規に障害者手帳を取得する人)の場合、加齢による循環器系疾患から来るものも多くあると聞いている。このような場合は高齢者福祉の枠の中で対応しても問題ないと思う。限られた予算の中では、持続可能な制度にする観点も無視できない」との反対討論を行いました。志村議員は「重度障がい者の多くは多数の診療科を恒常的に受診しているので、障がい者が医療費を心配せずに必要な医療を受けられるように、公的な保障を行うのは当然だ。年齢で受給に制限を設けるのは社会保障の理念に反する」との賛成討論を行いました。

「『労働者保護ルール改悪反対』を求める意見書の提出について」「『最低賃金の改善を求める意見書』の採択を求める請願書」「介護保険要支援者への保険給付を継続するよう国に意見書の提出を求める陳情」の3件については、志村議員がすべてに賛成討論(日本共産党蕨市議団のホームページに掲載)を行いましたが、他に討論はなく、採決では4件とも日本共産党と無所属議員が賛成、新生会と公明党は反対しました。

市長提出議案は、全員がすべてに賛成しました。