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【3月市議会・一般質問】新制度の下での学童保育の拡充、自転車の安全対策推進など求める - 市会議員 鈴木さとし

◆留守家庭児童指導室(学童保育)の拡充を
【鈴木】新年度の在室予定児童数の見込みはどうか。
【部長】(市内9施設で)計465人の見通し。1施設を除き8施設で定員を超え、中央地区は定員40人に対し児童69人を見込む。

【鈴木】子ども子育て支援新制度は、国・自治体の責任を曖昧にして後退させるなど多くの問題点がある。蕨市がどのような方向性をもって対応に臨むかが重要と考える。新制度で市の規定や運用はどう変わるか。
【部長】対象が小学6年生まで引き上げられた他、設備・運営基準を国の省令に基づき市町村が条例で定めることとなった。基準について、国は従事者の資格なども検討していて、市としても対応が必要と考える。

【鈴木】待機児童を出さない、9施設の市直営、開室日数などの現在の運営水準などは維持すべきでは。
【部長】維持の方向で検討。

【鈴木】国・県基準では40人単位での保育が必要。定員(多くが40人)超過の指導室が多く、今後対象児童が広がる。学校敷地内も含めた増設が必要では。
【部長】法改正の対応も含め、新・増設が必要となった場合に検討したい。

【鈴木】指導員の体制は、常勤職員の配置や研修の改善など、拡充が必要では。
【部長】指導員体制については今後の議論や省令なども踏まえ適切に対応。研修などの拡大も研究したい。

◆自転車の安全対策
【鈴木】自転車が通行可能な歩道は市内にどの程度か。
【部長】市内に10路線13か所。事故の発生が著しい場所には、指定の見直しや新たな指定、標識の増設など警察と協議したい。
【鈴木】通行可能の指定がない歩道でも乗り入れが多く危険な歩道がある。注意喚起の表示などが必要。

※他に、大雪被害の状況と市の対応、対策なども質問。