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【6月市議会・一般質問】来年の市長・市議選挙、教員の負担軽減、下請け労働者の賃金適正化を質問(市会議員 志村しげる)


◆市長・市議選挙について
【質】市長選と市議選は同時選挙で3回実施してきた。同時選は選挙経費が1千数百万円少なくて済むことや、選挙事務が1回で済むこと、市民の関心が高まり、投票率が上がる可能性があること、市民は1回で2つの選挙の投票ができることなどの利点がある。全国いっせい地方選挙では、3月から5月の間に任期を迎える市区町村の首長と議員の選挙を4月に同時に行っており、そのための法律は、国会で全会一致で可決している。
 ところが選挙管理委員会では、市長・市議選を別々に行うほうが投票率が上がるのではないかという意見が出て議論しているが、岡田委員長はどう考えるか。
【委員長】現在審議中であり、選挙の仕方は慎重に議論するべきだと考えている。単純に考えれば、同時選挙はまちの中がにぎやかになって、関心が高まると思う。
◆教員の負担軽減について
【質】教員の時間外勤務の調査結果はどうだったか。結果を見て、どう感じたか。
【教育長】小学校2校、中学校1校を1か月間、毎日の入校時間と退校時間を記録した。正規の勤務時間より在校時間が80時間を超えた教員が1名いた。速やかな改善に向け面接等で指導するとともに、本人の申し出があれば医療機関への受診等も考慮するよう指導している。教員の平均では毎日約2時間多く在校していた。長時間在校している者は、職務内容の改善や校務分掌の検討など、個に応じた配慮が必要と感じている。
◆公共工事における下請け労働者の賃金適正支払いを
【質】蕨市が発注する公共工事において、下請け労働者の賃金が適正に支払われるように、富士見市の要綱などを参考に、蕨市でも要綱等を作る考えはないか。
【答】労働報酬の下限額等を定める公契約条例や要綱は、引き続き研究していく。