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県産業技術総合センター等を視察 - 市会議員 志村しげる・やまわき紀子

蕨市議会は7月15日、川口市上青木にある「SKIPシティ」内の埼玉県産業技術総合センターと「映像ミュージアム」を視察。日本共産党蕨市議団から志村茂・山脇紀子両議員が参加しました。

埼玉県産業技術総合センターは県の公設試験研究機関で、県内の中小企業の技術力の強化・振興・発展を図るため、技術支援・研究開発支援・情報提供の事業を実施しています。

技術支援では、技術的な悩みや事業化等の相談にのること(無料)や、企業の依頼により強度試験・精密測定・成分分析等の試験を行い、試験結果の証明書を発行する(有料)こと、事業者に各種の機器を開放して事業者が自分で試験を行う(有料)ことなどを実施しています。それぞれの機器の価格が高く、各種の試験機器を中小企業が所有するのは困難なため、このセンターがよく利用されているとの説明でした。

センターで行っている事業の説明を受けた後、デザイン工房、X線分析室、表面解析室、精密測定室を見学し、それぞれの部屋で詳しい説明を受けました。デザイン工房の部屋では3Dプリンターが作動中であり、どのようにして立体構造物がプリントできるのかを詳しく聞くことができました。

「映像ミュージアム」(入場料=大人510円、小中学生250円)では、映像の歴史や原理、映画制作のプロセスが展示されているほか、実際に装置を操作して楽しみながら学べるようになっていました。また、本格的に映像制作ができるスタジオが3つあり、合成技術を使ったアトラクションもあり、家族で楽しめるようになっていました。説明した方は、「この施設をもっと多くの人に知ってもらい、利用してもらいたい」と話していました。