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【9月市議会】事故を減らすための自転車安全利用条例に質疑 ‐ 市会議員 かじわら秀明

自転車事故のケガは年間97人
 本条例は、市・自転車利用者・事業者・関係団体の責務(自転車を安全に利用するための努力義務)を定め、交通安全教育や啓発活動をいっそう推進し、自転車関係の事故を減らすことを目的としたものです。施行は12月1日。
 5日の本会議で、次の事項を質疑しました。
(1)最近1年間の自転車事故状況。(2)学校での施策の推進。(3)高齢者向けの施策の推進。(4)自転車事故の7割を占める交差点での安全対策。(5)歩道の整備。
【関係部長答弁】
(1)8月までの1年間で自転車関連の死傷者数は97人、ここ数年死亡事故はない。年齢層では24歳以下34%、65歳以上24%。(2)一部の小学校で実施してきた自転車運転免許講座を全小学校にひろげる。(3)交通安全母の会やシルバー人材センターでの自転車運転免許講座をひろげたい。(4)道路照明灯や自転車用の一時停止表示整備を進めたい。(5)自転車と歩行者が通れる歩道は原則幅員3m必要。現在、国道1ケ所、県道1ケ所、市道9ケ所あるが、今後も整備を研究したい。