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【9月市議会】放課後児童健全育成事業の設備及び基準に関する条例に質疑 ‐ 市会議員 鈴木さとし

 この条例は、山脇議員が質疑した2件(14日付で既報)と同様、「子ども子育て支援法」制定に伴い蕨市が認可することになる放課後児童健全育成事業(学童保育。蕨市では留守家庭児童指導室として運営)の認可基準を定めるものです。
 在籍児童数が定員を超える施設等の課題を確認し、以下のように、内容や留守家庭児童指導室の運営への影響等を質疑しました。
【質】条例を検討してきた子ども子育て会議等の意見はどう活かされたか。
【答】開所時間を市事業の現行開室時間(平日は夕方6時まで)となるよう、国基準での提案を修正した。
【質】ニーズ調査の結果は。
【答】現利用者の半分は5・6年まで継続利用の意向。定員拡大が必要と認識。
【質】留守家庭児童室の運営への影響について。
 現行の指導員が支援員と補助員に分けられるが、どのように考えるか。
【答】要件を満たした指導員は順次研修の受講を促し、より多くの支援員を配置することが望ましい。役割に差を設ける考えは想定してない。処遇は今後検討。
【質】来年度の申し込み見込みと、「おおむね40人以下」の児童の単位について。
【答】申し込みは、対象年齢の拡大が相まってさらに伸びると想定。また、規定の趣旨を尊重し学年で活動を分ける等適切な保育に努めたい。施設整備等必要なものは進めていきたい。
【質】運営規定等の整備は。
【答】災害時マニュアルは既に個別に整備。訓練は今後実施。虐待防止の措置は研修等受講しているが、今後、運営規定で定めたい。