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【9月市議会】一般会計補正予算に質疑 ― 市会議員 鈴木さとし

◆国のマイナンバー制度に基づく「税番号制度中間サーバ整備費負担金」「税務システム修正委託料」について
【質】「中間サーバ」に関わる説明を。また蕨市とのかかわりはどのようか。
【答】住民基本台帳ネットワークシステムを運用している第三者機関が設置・運用し、世帯情報や住民税の課税情報等を管理。蕨市では法の範囲で、他団体と所得情報等の照会・提供を実施。個人情報保護に留意し、システム改修等、所定の手続きを進めていく。
【質】マイナンバー制度に関するシステム修正に要する費用負担はどのようか。
【答】当初予算で住民基本台帳システム改修(2052万円)と団体内統合宛名システム開発(2528万3千円)。補助率10分の10。補正で税務システム改修(750万6千円)。補助率3分の2で残りは交付税措置。いずれも予算の範囲内。
【質】市の今後の対応は。
【答】7月に庁内連絡会議を発足。来年度以降は出力される書類のレイアウト変更や国税連携など他システム間の連携等。他に平成29年7月のネットワーク連携開始に向け、国保税、介護保険料、後期高齢者医療等社会保障関連システムの改修を行う。
【質】プライバシーや国の個人情報管理等、様々な問題が指摘されている制度であることをしっかり認識した対応を求める。
◆蕨サイエンス・スペシャル授業について
【答】ノーベル化学賞受賞者の筑波大名誉教授・白川英樹博士による、中2生徒全員を対象にした講演。理科離れ解消の一助となり、最先端の研究を聞くことで理科や科学の楽しさを味あわせることができると期待される。