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【9月市議会】総務常任委員会報告 ― 市会議員 鈴木さとし

集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回など、陳情3件に賛成討論
 総務常任委員会は9月11日に開催され、条例案2件、補正予算案1件については全員が賛成しました。
 市民からの陳情3件の審議では、それぞれに日本共産党と民主党(各1人)が討論し賛成しましたが、新生会(3人)は、全く発言のないまま反対し(公明党は委員長で採決に加わらない)賛成少数となりました。
 以下は、各陳情への日本共産党の賛成討論要旨です。
【集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求める】 「閣議決定」は、日本を「戦争する国」につくり変え、日本の若者を危険に直面させ、戦争しない国としての信頼を失わせる。憲法改定に等しい大転換を密室の閣議決定で行ったことは重大問題。反対の世論と運動は様々な分野で広がる。国の暴走をストップさせるのは地方議会の責任。よって陳情に賛成する。
【特定秘密保護法の施行に反対】 本法は、多くの国民の反対を無視して強行採決された。どんな行政情報でも「特定秘密」と指定されれば永遠に国民から隠し続けられる危険性や、一般国民も厳しく処罰されかねないなど、多くの法律家等も反対している。国民の目や口をふさぎ侵略戦争に突入した歴史を繰り返してはならない。陳情に賛成する。
【原子力発電所の再稼働をしないよう求める】 原発には、重大事故の被害が地域的にも時間的にも拡大するという他の事故には見られない異質の危険がある。また、使用済み核燃料等を安全に処理する方法はいまだにない。福井・福島両地裁判決で示された通り、原発からの撤退は国民の願いであり陳情に賛成する。