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【9月市議会・一般質問】「いじめ」対策の特徴と課題、留守家庭児童指導室の充実などを質問(鈴木さとし議員)

「いじめ」対策の特徴と課題、留守家庭児童指導室の充実などを質問
 市会議員 鈴木さとし

◆いじめ防止対策の方針
【質】いじめ防止対策推進法には、厳罰での対応や道徳の押し付け等多くの問題がある。法の規定に必要以上に縛られずに現場等の取り組みや広範な議論等により問題点を補った対応が必要だが、蕨市のいじめ防止対策基本方針の特徴はどうか。
【答】いじめの防止や早期発見、対処が組織的、計画的かつ迅速に行われるよう具体的に策定することや、これまで取り組んできた効果ある対応を「基本施策」に位置付け、今後の対応に活かした。特徴としては、組織体制の他に、市独自の取組である児童生徒によるいじめ防止の自発的・主体的活動の支援があげられる。「いじめのない学校づくり会議」等の活動の成果をさらに普及したい。
【質】「蕨市いじめ問題対策連絡協議会等条例」で対応が規定される「重大事態」以前の対応が重要で、日常体制の充実が必要と考える(条例案の質疑は21日付で既報)。また、留守家庭児童指導室等、学校以外で児童等と関わる関係者との情報交換が必要。ぜひ検討を。
◆留守家庭児童指導室
【質】施設増設の必要性はどうか。また、発達段階ごとの指導について。
【答】増設が必要なものについてはすすめたい。その際、市の公共施設活用の可能性を検討したい。また、学年により活動を振り分ける等、検討する。
【質】研修を増やす等の対応、また、現場の指導等にあたる保育士等の職員配置は検討しないか。
【答】必要に応じて回数増も検討したい。職員配置は直ちには難しい。
【質】指導員の視点で相談にのる等の役割を果たす職員が必要。検討を。
※他に老人福祉センターの充実と環境美化を質問。