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蕨戸田衛生センター組合議会が小型家電の資源化などを視察(志村しげる議員、かじわら秀明議員)

蕨戸田衛生センター組合議会が小型家電の資源化などを視察
 市会議員 志村しげる
 市会議員 かじわら秀明

 10月2日、蕨戸田衛生センター組合議会は、組合と契約している小型家電をリサイクルする会社と、焼却灰の中の不燃物残渣をリサイクルする会社の2社を視察しました。
 1社目は、神川町にある?鈴徳・児玉営業所で、昨年4月の家電リサイクル法施行を受けて、組合は当社に今年4月から小型家電を売却しています。鈴徳では、搬入された家電製品や自動車などを、大型シュレッダーで破砕し、鉄・プラスチック・有用金属などに分け、メーカー等に販売しています。家庭から出された小型家電が、社会的にリサイクルされることとなります。組合では今年度100トンの売却を予定し、契約額は1?当たり5円40銭です。
 2社目の視察は、ツネイシカムテックス埼玉?(旧社名?埼玉ヤマゼン)。埼玉県が造成した寄居町三ヶ山の彩の国資源循環工場内にあります。組合は、焼却炉の下部から排出される不燃物残渣(のこりかす)年間1500トンのうち、今年は1100トンの処理を当社に委託します(残り400トンは日光市の渡辺産業?に委託。ここは昨年10月に視察しました)。処理費は1トン当たり2万3760円、他に運搬費が1トン当たり3888円です。ここでは、自治体から持ち込まれた焼却灰から人工砂を製造しています。人工砂は、路盤材などの原料になります。
 衛生センター組合と蕨市・戸田市は、ゴミの減量化をひきつづき進めるとともに、不燃物残渣をリサイクルすることで、最終処分場の延命化に努めています。