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蕨戸田衛生センター組合議会報告 - 組合議会議員 志村しげる・かじわら秀明

蕨戸田衛生センター組合議会が10日から17日まで開かれ、人事案件3件、決算認定1件、条例案1件が提出されました。

議会初日に頼高市長から管理者報告がされ、◆福島原発事故による損害賠償請求で平成25年度分として、焼却灰等の放射線測定費用と焼却灰最終処分費用が増加した分の、合計約523万円を東京電力に請求し、東京電力から約519万円の回答がきている◆土壌中のダイオキシン測定を7か所行ったが、一般の人が立ち入ることが出来ない1ヶ所で基準値を超える数値が出たため、防護シートを敷いて良質の土で覆った◆今年4月から9月までの上半期のごみ搬入量は前年同期比で、可燃ごみは1・1%増(家庭ごみは1・4%減、事業系は5・9%増)、粗大ごみは0・5%減、不燃ごみは6・7%減、リサイクルプラザに搬入された資源ごみは2・6%減だった◆本年度2回目の再生家具の展示販売は250点展示して139点が落札され、残りは先着順による販売を行う、等が報告されました。

議案は人事案件を除いて総務常任委員会と業務常任委員会に付託されて審議しました。平成25年度の決算認定については、資料や議案説明・質疑等を通じて、◆平成24年度から始めた余剰電力の売電により25年度は約1081万円の収入になった◆平日の日中の電気購入先を東京電力から特定規模電気事業者に替えたことで5%安価になった◆機械の故障及び炉床に不適物が堆積したことによる点検等で電力自給率は対前年比1・6%下がって92・0%だった◆ごみの総量は増えたが、リサイクル率は蕨市が3・2%アップして25・1%、戸田市が2・8%アップして22・7%になった◆再生家具の展示販売は3回行い、展示品740点に対して再利用されたのが688点だった、等がわかりました。

議案は、すべて全会一致で可決しました。