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来年の蕨の選挙「同時に行う」9割・アンケート集計
定例市議会がはじまる

定例市議会が11月26日に開会しました。市長提出議案は、歯科口腔の健康づくり推進条例、市長・職員等の給与条例の改正2件、国保税条例の改正、一般会計補正予算3号と4号等、8件の議案が提出されました。
 26日の市長報告では、頼高英雄市長が最近の市政報告として6点を報告しました。その中で、来年の市長選挙・市議選挙の実施方法についての市民アンケート結果を報告。期限を11月25日消印有効とし25日までの集計で、「同時に行う」90・3%、「別々に単独で行う」6・5%、「わからない」3・1%となり、「9割の市民の皆さんが同時に選挙を実施することが望ましいと考えている」ことがわかったと説明。「来年の市長選・市議選について、市民の皆さんの理解が得られる選挙となるよう、引き続き、選挙管理委員会との協議を行ってまいりたい」と述べました。他に、市民意識調査の結果、蕨市地域防災計画改定の取り組み、中心市街地活性化基本計画の策定状況、歯科口腔の健康づくり推進条例案について、市内2ヶ所目の地域包括支援センターの整備について、報告がありました。
 市議会は、11月28日の本会議で、先決議案である、給与条例改正2件(人事院勧告に基づく市長等と職員の給与改正)、教育委員会委員の選任の同意、一般会計補正予算3号(衆議院選挙予算を計上したもの)の計4件を、全議員の賛成で可決・同意しました。

総務委員会で新生会と民主党が「増税中止」に反対

 市議会には、川口民主商工会蕨支部から「消費税の増税は、延期ではなく中止することを求める意見書を国に提出」するよう求める陳情が提出されました。陳情は、1日の総務委員会で審議され、日本共産党の鈴木さとし議員が賛成しました。一方、新生会は「消費税増税は必要なものである」と反対討論。民主党は「3党合意で(増税に)道をつけたが、今は凍結の立場」と、一時凍結した後は増税すべきとの立場で反対討論をしました。陳情は賛成少数で不採択すべきものとなりました。新生会と民主党の態度は、消費税増税に対する市民の思いに反するものと言わなければなりません。