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環境福祉経済常任委員会報告(志村しげる・やまわき紀子)

 12月定例市議会の環境福祉経済常任委員会(やまわき紀子委員長)は12月2日に開催し、条例2件と補正予算2件を審議しました。
 蕨市歯科口腔の健康づくり推進条例は、歯科口腔保健の推進に関する法律及び県の条例の施行を受け、蕨市においても市民の健康の保持増進に寄与するために必要な事項を定めるものです。新規事業の検討はこれからとの説明だったため、志村議員は、平成21年度まで市の独自事業として実施していた障がい者に対する訪問歯科診療(平成20年度は10人、21年度は9人が利用)を復活させることを要望しました。
 蕨市国民健康保険条例の改正は、現在39万円の出産育児一時金を平成27年1月1日から40万4千円に引き上げるものです。一方で、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺に対して3千万円を補償する産科医療補償制度の保険料3万円(出産育児一時金に加算して支給していた)は、保険料の改定が行われ、平成27年1月1日から1万6千円に下がるため、合計額は42万円で変わりません。平成25年度の支給件数を見ると、42万円の支給が98件で、39万円の支給が26件あったため、志村議員がこの点を質すと、産科医療補償制度に加入していない医療機関で分娩する場合は39万円の支給になるということで、ほとんどは外国での出産という説明でした。
 一般会計補正予算では、総合社会福祉センターのエアコン改修工事に4920万円が計上されました。来年の夏に間に合うように工事を進めるということです。
 4件とも全員が賛成しました。