index
【12月市議会・一般質問】議会ネット中継、要介護者控除証明、生活困窮者支援など質問(かじわら秀明議員)

◆市議会のネット中継
【梶原】市議会からインターネット議会中継の(5年で2千万円の)予算を要望したが見通しはどうか。
【総務部長】優先順の厳しい選択をしながら予算編成を進めている。
◆要介護者の障害者控除証明発行について
 障害者と同等な状態にある要介護者が税軽減を受けられるよう、制度のいっそうの周知を求めました。蕨市の発行数は昨年度38件。朝霞市では約2200件の証明書を発行しています。
 健康福祉部長は「25年9月から(要介護の)認定申請の際に(制度を知らせる)記載を追加した。知らないために(制度から)漏れるのは問題だと思っている。対象者には制度を受けていただくよう周知したい」と答えましたが、朝霞のように事前に対象者を市が調べるのは「大変手間がかかる」と消極的でした。
◆4月施行の生活困窮者自立支援法の対応
 4月から法により自立相談支援事業を市が始めます。この事業は福祉の知識など高い専門性が求められるので、市が直営で行うことを要望しました。健康福祉部長は「直営では国の補助金が受けられず、財政負担が過大なので委託での実施を予定する」と答えました。
 学習支援事業(中学生への支援)実施の可能性へは、「25年度は(制度を受けた)18人全員が高校に合格し成果を挙げた。ニーズは高いと考えている」と、積極的な方向を示しました。
◆病院や人間ドックで負担の少ない胃の検査を
 市立病院では身体に負担の少ない極細タイプの胃カメラを25年3月に導入したとのことですが、説明がなくバリウムでの検査を受けたとの市民の声を伝えました。病院事務局長が答弁「説明に不足があったとの声は真摯にうけとめ改善したい」と答弁しました。