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事業収益9千6百万円増える - 対前年上期 - 改善すすむ市立病院

市立病院運営審議会が19日に病院内であり出席しました。病院事務局から、2013年度病院事業会計決算と、14年度中間決算、第1次経営改革プラン行動計画の取り組み結果、第2次改革プラン、それぞれ説明がされ質疑応答がありました。

14年度中間決算は、会計基準の変更にともない約7億2千万円の特別損失を計上しました。ただし経常利益を前年と同じ会計基準で比較すると、前年より約5千9百万円利益は増えています。引き続く経営努力により、入院患者・外来患者ともに増え、病床利用率は70・4%です(前年上期は59・6%)。患者一人当たりの収益は若干減ったものの、患者数の増加により、事業収益が前年同期より約9千6百万円増えた(7・6%増)ことが特徴です。

審議では、地域包括ケアへの対応、整形外科常勤医師の採用努力、未集金回収対策、広報蕨での積極的な広報を望む、などの質問・意見が出され、病院長などがこたえました。みんなで創るわらび推進条例により、新たに市民代表の公募委員2名も出席しました。会議の冒頭、病院開設者の頼高英雄市長が、地域包括ケアなど時代の要請にもこたえる、地域の中核的病院として、安定経営をめざすとあいさつしました。