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【3月市議会】3月定例市議会開会 - 2期8年間の成果の上に立ち、新たな前進を 〜頼高市長が市政方針を表明

2月24日、蕨市議会3月定例会が開催されました。今議会で審議される市長提出議案は、条例案15件、補正予算案8件、予算案9件、人事案2件、その他1件の計35件。また、請願・陳情は、埼玉県原爆被害者協議会の陳情「再び被爆者をつくらないために 現行法(原子爆弾被害者に対する援護に関する法律)の改正を求める議会決議・意見書採択のお願い」1件です。初日の24日には、議事運営委員会の継続審査に対する報告、市長の市政方針表明、議案の上程、議案説明等が行われました。

施政方針表明に立った??英雄市長は、冒頭、今年が戦後・被爆70周年、蕨市にとっては平和都市宣言制定30周年の年にあたることに触れ、宣言の今日的な意義を強調。今後とも、平和宣言都市の市長として積極的役割を果たしていくと決意を述べました。

続いて、市長就任以来2期8年を振り返り、(1)県南初となる子ども医療費の中学卒業までの無料化など、マニフェストの実現で住み良いまちづくりが大きく前進したこと、(2)市財政健全化や大型開発の見直し等の市政改革の前進、(3)市民との対話、触れ合い、協働の前進、の3つの視点から成果を紹介。「あったか市政」の成果に上に立ってスタートした将来ビジョンに向け、更なる前進の年とする決意を述べました。

また、2015年度の施政運営については3つの重点方向を強調。(1)「将来ビジョンの実現」に向け、安全安心、にぎわい、みんなにあたたかいまちをキーワードに将来ビジョンの重点施策を推進すること、(2)土地開発公社の健全化や公共施設の適切な管理に向けた白書作成など持続可能な都市蕨に向けた行財政改革、(3)協働事業提案制度で採択された4事業の支援、様々な分野での民間団体との協定等を通した「協働のまちづくりの前進」について、それぞれ具体的な事業などについて述べました。

その後、一般会計・特別会計・企業会計を合わせると445億1004万8000円規模となる来年度予算案(その内、一般会計は約226億4千万円)の概要について紹介。最後に、市民の力を結集し、全国に誇れる日本一住みやすいコンパクトシティ蕨の実現に全力を尽くす決意を表明しました。