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【3月市議会】外国人との共生、生計困難者のための無料低額診療事業について質問
市会議員 宮下 奈美

◆多文化共生(国籍・文化の違いを認め合い、共に生きる)について
【質】蕨市の外国人の割合は6・3%になり、県内で最も割合が高い。多文化共生について市独自の計画をつくる考えはないか。
【答】「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンの分野別計画の一つに掲げ取り組んでいる。今後も推進を図る。
【質】窓口の対応はどうか。
【答】8か国語での電話仲介通訳事業を実施している。
【質】外国人向けの総合的な相談窓口を設けて、目立つ看板を掲げてはどうか。
【答】市役所1階市民活動推進室で様々な相談を受けている。現体制を基本にし、窓口への表示の仕方等、より効果的な運用を研究する。
【質】日本語が話せない児童生徒への日本語指導の強化と平成28年度の県費による加配教員数はどうか。
【答】適切な教員配置を県に要望してる。28年度の人数は3月末までに確定する。
【質】日本語指導が必要な児童生徒は28年度何人か。
【答】小学校75名、中学校で19名が想定されている。
【質】人数が多い。日本語指導はたいへん重要だと思う。よろしくお願いしたい。

◆蕨市立病院で、生計困難者のための無料低額診療事業を実施する考えはないか
【質】お金がないため病院に行けないという人をなくすために、社会福祉法に規定されている無料低額診療事業を実施してはどうか。
【答】調査・研究する。
【質】生活保護申請から決定するまでの間に診療した人から健康保険の自己負担分を支払わせているが、とらないようにできないか。
【答】保護申請しても却下される人もいる。未収金を防ぐためにもらっている。
【質】手持ち金が少なく、体調が悪くても受診を控える人もいる。未収金になるという心配より、病院に行けないという人のことを考えなければならないと思うが、預かり金をとらないようにできないか。
【答】相談されれば状況によって対応していきたい。