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【臨時市議会】地域包括ケアシステムモデル事業を実施する補正予算に質疑ー市会議員やまわき紀子

介護保険特別会計補正予算において、新たに埼玉県のモデル事業を実施するための内容です。
【山脇】地域包括ケアシステム県モデル事業の内容はどうか。
【健康福祉部長】高齢者の自立促進・介護予防・生活支援の3つの取り組みを集中的に支援する。
 2016年度に、生活支援体制整備事業として、地域福祉フォーラムの開催、ボランティア養成講座の実施、地域サロンを整備。介護予防事業として、いきいき百歳体操の地域への普及、理学療法士会の支援を受ける。17年度、18年度には、要支援・要介護者の効果的なケアプラン作成の支援のため、県より支援チームが派遣される。
【山脇】政府は医療介護総合確保推進法による大改悪によって、要支援者の訪問介護と通所介護を保険給付からはずし市町村が主体である地域支援事業に移行させた。蕨では現在、事業所等で対応されているが、今回の無償ボランティアの育成がその生活支援事業に、置き換わることがないように、また、介護保険の利用抑制とならないように強く要望する。そして、ひとり暮らしの高齢者のゴミ出しや声かけのボランティアを養成し実施することによって、高齢者の見守り体制の強化につながることを期待するがどうか。
【部長】地域支援事業に代わることは、現在は考えてはいない。必要な方には介護保険の申請はしてもらう。見守り体制の強化で、支え合いのまちづくりに努めていきたい。