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【9月市議会】介護保険大改悪の影響と、介護予防教室の申し込み方法の改善を求める - 介護保険決算の質疑 - 市会議員 やまわき紀子

2015年度は医療介護総合確保推進法によって介護保険では4つの改悪が行われました。その影響を明らかにし、介護予防教室の申し込み方法の改善を求める要望が市民から多く寄せられていることから、その改善を求めることなど13項目の質疑を行いました。

【山脇】2015年8月から実施された合計所得160万円以上(年金のみ収入の場合で280万円以上)の人の介護利用料が1割から2割へと引き上げられたが対象人数と影響はどうか。
【部長】15年度末で313人、全ての人が限度額までサービスを利用したと仮定すると、月約600万円の影響があると推計される。

【山脇】同じく、利用者本人が非課税でも配偶者が課税や預貯金が一定額(単身で1千万円)あると、介護施設の食費・部屋代補助が打ち切りとなったが、対象人数と影響は。
【部長】11人。仮に全員が特養ホーム(ユニット型)を利用した場合は、月約66万円の影響があると推計。

【山脇】介護予防普及啓発事業(バランスアップ教室やぴんしゃん教室など)は電話による先着順の申し込みではなく、ハガキ等での抽選にするなど公平な選出方法に改善できないか。
【部長】申し込み先である地域包括支援センターなどに状況を聞いて、今後、検討してきたい。

【山脇】要支援1・2の方は2016年4月から更新によって、新しい総合支援事業に移行しているが、利用者が受けるサービスは従来通りすすめられているか。
【部長】本人の意思に反してサービスの変更はしていない。