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「人が集いめぐるまちづくり」全国都市問題会議に参加(1)
市会議員 宮下奈美

開会前、会場で
開会前、会場で
10月6日〜7日、第78回全国都市問題会議が岡山市で開催され参加しました。

この会議は全国の市長や学識経験者等が都市の課題などを話し合う会議で(全国市長会等が主催)岡山市内のホテルで2日間の日程で開催されました。「人が集いめぐるまちづくり―国内外にひらかれた都市の活力創出戦略」をテーマに、初日は事例等が報告され、約1800人がにぎわい創出や回遊性向上の方策を述べました。

開催地として、岡山市の大森雅夫市長が「人口減少社会における都市の活力創出」と題して同市の取り組みを発表。市中心部の県庁通りを2車線から1車線に規制したり、西川緑道公園筋を歩行者天国にしたりする社会実験を紹介しました。

大学教授や奈良県橿原市長のほか、介護用ロボットスーツ「HAL(ハル)」を開発した筑波大発ベンチャー社長の山海嘉之・同大大学院教授(岡山市出身)も登壇。山海教授は「技術革新には研究機関と企業の連携だけでなく、支援する自治体や政府の熱意が欠かせない」と指摘しました。

同会議は1927年に始まり、岡山市では70年に開かれて以来、2回目の開催となりました。