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【12月市議会】定例市議会始まる〜年金カット法案に反対する陳情が提出される

11月28日、蕨市議会12月定例会が開会しました。
 市長提案の議案は、(1)人事院勧告に従い、市職員の給料月額や勤勉手当の引き上げ、配偶者扶養手当の引き下げと子供扶養手当の引き上げ等を内容とする条例改正(職員組合は妥結)、(2)職員の勤勉手当と同率で市議の期末手当を引き上げる条例改正、(3)同様の市長・教育長の期末手当に関る条例改正(4)民間認可保育園等の利用が見込みを上回ったことや新たに開設される生活介護事業所等に関わる補正予算、(5)市立病院での医療事故(一昨年10月)に関する和解等計13件。
 この内、(1)〜(3)の3件は、28日の総務常任委員会で審議され、30日の本会議で採決、可決されました(日本共産党は議員期末手当について退席)。
 陳情は、年金者組合蕨支部から「年金制度の改悪に反対する陳情」が提出され審議。今国会で安倍政権が強引に押し通そうとしているいわゆる「年金カット法案」に反対する意見書を国に提出することを求める内容です。

頼高市長が市長報告
 議会初日、頼高市長は6点について市長報告を行いました。主な内容は以下の通りです。
◆市民意識調査について
今年度の調査結果がまとまった。特徴としては、まちへの愛着、蕨市への永住意識ともにこの20年で最高の結果に。蕨市が子育てしやすいと感じるかについても最近10年間で最高に。
◆ふるさと納税の返礼品制度が始まって間もなく2カ月。昨年実績を大きく上回る163件480万4千円の寄付が寄せられている。
◆蕨ブランド認定について、最終審査を経て4事業者4件を決定。
◆アウトメディアの一環として、生徒・児童による「ケータイ・スマホのルール」づくりに取り組む。今後、家庭との連携を図りながら普及・啓発をすすめる。
◆わらび市民音楽を実施。
◆友好都市ドイツ・リンデン市との交流40周年記念事業を実施。