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環境福祉経済常任委員会視察報告ー市会議員 山脇紀子・宮下奈美

草津市の二ワタスを現地視察する
草津市の二ワタスを現地視察する
11月7日〜8日、環境福祉経済常任委員会(山脇委員長)は、大阪府・羽曳野市の「生活困窮者自立支援制度」について、滋賀県・草津市の「中心市街地活性化事業の取り組み」について行政視察を行いました。
 
きめ細かな支援を行なっている羽曳野市の特徴のひとつは、自立相談支援事業を直営で行なっているということ。生活保護部局との連携がとりやすいうえ庁内の相互連携や協同体制がとりやすいこと、支援決定の迅速化、公的責任の明確化が出来ること等がメリットです。ハローワークや精神障害支援事業所、在宅介護センター等18機関と日々の連携をどのようにしていくのか話しあっています。羽曳野市職員の話では、生活困窮者自立支援制度を有効に活用するには●水際・沖合作戦に加担していないか。まずは生活困窮者支援ありきではなく要保護状態の方には適切に生活保護制度の適用を。特に制度の正確な説明と申請までの事前整理が大切●庁内外ネットワーク体制が確立しているか●縦割りに横串をさすツールにする。等が話されました。
 
草津市の中心市街地はJR草津駅と南草津駅の2つを核としていて、ともに乗降客が5万5千人を超える県内JR駅の1位、2位を占めています。しかし交通利便性等の外的環境に依存した都市は、外的環境の変化で衰退の恐れがあるため、真に選ばれる魅力都市への転換が必要として、国から認定を受けた「草津市中心市街地活性化基本計画」が平成25年12月〜31年3月で作られました。実施しているところは草津まちづくり株式会社(行政が10分の10の補助を出して委託)で、まちづくりに関する事業推進及び実施、企画調整、調査研究を行い事業を進めていました。実際に事業が進められているまちづくりを視察しました。