index
【12月市議会・一般質問報告】現状は深刻 商店等を支える新たな対策を - 市会議員 鈴木 智

【鈴木】安倍政権と国民生活の矛盾は広がり、格差と貧困の拡大、中間層の疲弊という状況が生じている。蕨市政は、くらしを支える立場を堅持し、あわせて日本共産党市議団の予算要望書を予算編成に生かしてほしい。ところで、市内の商店・飲食店の推移はどうか。
【市民生活部長】商店数は2007年6月に683件だったのが14年7月474件に、飲食店数は09年7月の513件が14年7月に430件と減少。

【鈴木】商店街の賑わい創出に空き店舗解消は重要。現状と取り組み状況、新たな出店への対策はどうか。
【部長】15年末の中心市街地の空き店舗は56軒(13年は33軒)。空き店舗有効活用補助金を使った新規出店はこれまでに7件「ぷらっと」が、店舗運営体験などの機能を有する「クアッカ 蕨チャレンジレストラン」として再開。体験とセットでの「創業講座」も実施しており、創業や出店につなげたい。

【鈴木】賑わい創出の対策は成果があったが、現状は別の課題も。既存商店等も含めた直接の支援が必要では。各地で行われているリニューアルや設備更新等への助成を検討しないか。
【部長】商工会議所と協議を重ね検討したい。

【鈴木】資力のない商店等では、老朽設備の更新や店舗改装、時代の変化に合わせた事業転換等に足を踏み出せず、経営悪化や廃業につながる等の事例もあり、支援は必要。経営診断等と併せた活用で一層の効果も期待できる。ぜひ、蕨の現状にあった形で検討を。

◆教員の負担軽減推進を
【鈴木】日本共産党の国会質問等もあり、国からは負担軽減策が示された。蕨市でも調査に続き、対策委員会等の具体的な対応を。

◆建設現場等の騒音対策
【鈴木】騒音対策や説明の徹底を事前に指導すべき。