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【3月市議会】3月定例市議会はじまる

新年度予算案、共謀罪法案を許さない陳情など焦点に
 2月24日、3月定例市議会が開会しました。会期は23日まで(日程は2月12日付で既報)。
 この議会での市長提出議案は、条例案12件、補正予算案8件、予算案9件、人事案2件、その他2件の計35件。条例案は、市役所庁舎の整備方法の検討を行う審議会を設置するための条例、マイナンバーカード利用での印鑑証明書のコンビニ交付のための条例改正(住民票・戸籍もコンビニ交付)、地域密着型通所介護の基本方針や人員、設備、運営に関する基準を定める条例などです。
 今議会には、蕨市平和を守る会が、国に共謀罪法案の国会提出を行わないよう求める内容の陳情を提出。7日(火)の総務常任委員会で陳情者の意見陳述が予定されています。
市民の安心と未来につながる市政運営に全力〜頼高市長が施政方針表明〜
 議会初日に行われた施政方針の表明で、頼高市長は、社会経済状況について「景気回復を実感するには程遠い」と指摘。当面する課題などとともに、来年度予算の特徴を「市民の安心と未来へのステップ」と述べ、「安心」に関わる主な事業などを詳細に紹介しました。
 ほかに、土地開発公社の健全化計画の推進や、公共施設等総合管理計画に基づく長寿命化や維持補修費用平準化の計画策定の方向が示された他、課題となる国保広域化への対応を検討していくことが示されました。
 施政方針は、市ホームページで見ることができます。