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【3月市議会】市民税個人分 増額補正でも個人の所得は伸び悩み
くらし守るあったか市政の推進ますます重要に
一般会計補正予算に質疑ー市会議員 鈴木智

冒頭、アベノミクスの矛盾でくらしは厳しい状況が続いていると指摘し、市民生活への影響や、努力が続く「あったか市政」の成果などについて、16項目の質疑を行いました。主な内容は以下の通りです。
◆市民税個人分2億6357万4千円の増額補正について。個人分は納税義務者が3万7千人超(6月末現在3万7699人で昨年度実績より507人増)など、雇用が堅調に推移し見込みを上回ったとの答弁。また、市民の平均所得は今年度243万円で微増(昨年度より2万円増)ながら、2000年より37万円減、10年前の07年より13万円減と、厳しい状況が続いていることも示されました。
◆市財政の健全化、土地開発公社を含む市の借金総額見込みを質疑。今年度末で309億3200万円、前年度末比2億4500万円減と、様々な事業に取り組みながらも健全化が着実に進んでいることが示されました。
◆リースによる全防犯灯のLED化について。既存防犯灯のLED化が2017基、町会の要望による新設は例年を大きく上回る97基、既存のLED防犯灯と合わせて、総数で3097基(昨年度比で70基増)となる見込み。
◆3歳未満児童手当が3歳以上と比べ突出して増加している理由について。新規増と資格喪失減の結果であり、支給対象は45世帯、児童数65人の増、理由は不明との答弁。再質疑では、子育て世代の転入増の可能性を指摘しました。あったか市政での認可保育園増設などの努力の成果か、今後も継続して検証します。
◆妊婦健康診査委託料の増額理由について。答弁の中で、利用が増加傾向で、妊娠届提出者も前年同期16人増の594人であることが示されました。児童手当の児童数と同様、引き続き検証したいと思います。