【3月市議会】2017年度一般会計予算へ質疑ー市会議員 山脇紀子
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日本語教室が開設される教育センター |
大企業応援のアベノミクスの破綻は明らか
市民のくらし応援の「あったか市政」へ期待ふくらむ
2017年度蕨市一般会計予算への代表質疑
アベノミクスと消費税頼み路線の行きづまりのしわよせを国民に押しつけるとともに軍拡推進の道を暴走する安倍内閣を批判。そんな厳しい状況下で、市民のくらしを応援する「あったか市政」の重要性はますます高まっています。こうした認識を表明し、41項目の質疑を行いました。
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◆総論及び歳入について
人事・職員配置に関して公共施設のマネジメント対応等のため体制の強化をはかります。
公共施設の総合管理計画に基づき、市営住宅改修工事、市民会館等耐震補強工事、市民体育館等耐震補強工事を行うほか、市庁舎の耐震化整備方法についての調査・研究を行うともに審議会を設置し年内に結論を出します。橋などの更新・修繕方法などを検討して、長寿命化のための計画を策定します。
歳入では、市民税個人分は納税義務者数が増加傾向と見込み、法人分では円高の影響により輸出関連企業の業績が悪化し、減額。「所得はやや上向き傾向にあるものの実質賃金は上がっておらず、個人消費に結びついていない。日本経済の回復はもう少し先になる」との認識が示されました。
市の借金は一般会計を含む各会計と土地開発公社の合計で約307億9500万円(前年比1億3700万円の減)の見通し。土地開発公社の経営健全化は計画通り進んでいます。
◆歳出での主な事業
【安全で安心してくらせるまち】
街なか防犯カメラを市内140基設置。運用にあたっては基準を設けプライバシー保護に留意します。
木造住宅耐震化工事補助金を倍増(17年度限り一戸あたり60万円、税金控除と合わせて最高85万円の負担軽減になります)
【子どもたちの未来輝くまち】
民間認可保育園を4月より新たに1園開園し、保育園定員1168人に拡充。 留守家庭児童指導室を塚越・錦町・中央東・北町地区に増設し、計16室。
事業主が雇用5年以内の保育士の宿舎を借り上げる場合に4分の3を補助。
教育センターに総括相談員と日本語特別教育支援員を配置し日本語特別支援教室を開設します。
市独自の35人程度学級は4つの学年(西小4年、南小6年、北小5年、中東小4年)が対象。市費教員の賃金月額を3万円増額。 学校トイレの改修実施(西小・中東小・東中)。
【みんなにあたたかく健康に生活できるまち】
市内4カ所目の特別養護老人ホームの設置(19年2月開所予定で中央7丁目に特養90床・ショート10床)にむけ用地確保奨励金を地主に支給します。
元気なシニア世代を対象にアクティブシニア社会参加支援事業の実施。
がん検診で乳がん検診日数を20日間へ拡充。胃内視鏡検査を拡充し申し込み方法を抽選方式へと改善します(60歳以上・定員500人・2500円)。
不妊検査費を助成(42歳まで1回限り2万円)。
【にぎわいと活力ある元気なまち】
住宅リフォーム助成制度は利用者が多く好評のため継続します(工事費の5%、上限10万円を助成)。
錦町スポーツ広場の人工芝化、ベンチやトイレの改修など、利便性を高めます。
【快適で過ごしやすく環境にやさしいまち】
粗大ごみ収集券を市内の一部小売店舗で販売します。
住民票・戸籍・印鑑証明書をコンビニで発行(マイナンバーカード使用)。
北町桜並木の剪定します(蕨高校北側から国道17号線にかけて)。
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