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2017年度蕨市の事業・施策その3
教育センターの充実 日本語特別支援教室を新たに開設

福祉・児童センター3階に蕨市教育センターが開設
福祉・児童センター3階に蕨市教育センターが開設
蕨市は今年度から、福祉・児童センター内にある教育センターの拡充として新たに、外国人等、特別に日本語指導が必要な児童・生徒に対して初期の日本語指導を行う日本語特別支援教室を設けました。指導者として統括相談員と日本語特別教育支援員の計2名を配置しました。
 昨年度までは、小中学校内で外国人等、特別に日本語の支援が必要な児童・生徒に対しての対応は、加配教員(県費)や、日本語ボランティア(一般市民団体)の協力によって指導が行われていました。しかし、外国人が急増するなかその必要性がますますあがり、全く日本語が話せない・書けないなどといった初期の日本語支援が必要な子どもたちを対象に特別教室を開設しました。
 人数は約20名、主に新入学の外国人児童・生徒を対象に保護者説明会を行い、実際に児童・生徒と面談したうえで決まりました。なお、この事業は子どもの日本語支援だけでなく保護者の相談にも対応します。開設日時は月〜水曜日の午前です。
 また、小中学校内での日本語指導については、県費での日本語指導の加配教員は昨年度6名に対し、今年度は3名増えて9名になりました。日本語ボランティアについては予算額を昨年度から20万円増やして60万円に。また、学生ボランティアも今年度2人になりました。
 日本語指導の拡充については、党市議団が以前から要望を出していました。