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【6月市議会】6月議会は1日開会 6月市議会の議案説明行われる

6月の定例市議会は6月1日(木)開会。頼高市長が市長報告をします。
 これに先立ち、19日、6月議会に提出する議案説明が日本共産党蕨市議団にありました。頼高市長提出の議案は、条例案2件、人事案4件、契約案4件、その他3件です。
 
それぞれの主な内容は以下の通りです。

 条例は、市職員退職手当条例の改正と市税条例等の改正。人事案は、固定資産評価審査委員3人、人権擁護委員1人の専任の同意について。契約案は、市民会館等耐震補強工事、錦町スポーツ広場改修工事、錦町雨水管管梁築造工事、市民体育館等耐震補強等工事(増額する変更契約)の4件の契約の締結。その他の議案は、法律等の改正に伴い専決処分された市税条例の改正と国民健康保険税条例の改正、保健センター設置及び管理条例の改正についての承認。
 
この説明では追加で2件の報告がありました。

1件目は、市立病院経営改革プランの改定について。これは、国からの要請を受け、平成26年4月に策定されている第2次蕨市立病院経営改革プランに「地域医療構想を踏まえた役割の明確化」に関する内容を追加するなど、所要の改訂を行うもの。

 2件目は、NPO法人ベストライフ(蕨市南町2丁目)による介護給付費及び障がい者移動支援事業費の不正請求事案の経緯と今後の対応について。
 ベストライフは、平成24年1月から平成28年11月の間の介護給付費1484万円、移動支援事業費533万円を不正に請求していたとして、合わせて2610万円(ペナルティー加算含む)の返還請求を求めているとの経緯が説明されました。
 今後の対応としては、ベストライフで障がい者サービス利用計画を策定していた106人については新たな事業者への移行をお願いしていることや、再発防止策として、障がい者移動支援事業者である40の事業所へ通知を行うとともに、今後3年かけてすべての事業者を市が指導監査を行っていきたいとの報告がありました。なお、法人は6月末までに解散する見通しであることから、今後の返還請求は不正を行った個人に対して行い、当該個人が返還契約書等に基づき、市に返還していくことになるとの説明でした。