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市庁舎の整備方法について諮問される - 第1回蕨市庁舎整備検討審議会報告 - 審議会委員(市会議員)やまわき紀子

5月31日、第1回蕨市庁舎整備検討審議会が開催されました。報道関係者4人と市民3人の傍聴があり、関心の高さがうかがえました。はじめに市長より各委員に委嘱状が交付され、市民公募3人を含む13人の委員の中から、会長に林大樹氏(一橋大学大学院教授)、副会長に齊藤正人氏(埼玉大学大学院教授)を選出しました。市長が審議会に「蕨市役所庁舎の整備方法については、耐震改修か建替えか、また、建替えの場合は、建設場所はどことするか」との市庁舎の整備の基本的な在り方について諮問しました。今後は4回の会議を開催し、10月上旬には答申を作成していく予定です。

議題では市庁舎整備検討報告について、事務局より説明を受けたのち委員全員がそれぞれ自由に意見を述べました。費用対効果に優れている現在地での建替えが望ましいとの意見が多数でした。旧中仙道の町並み整備とあわせたまちづくりへの期待や、地域との合意、現在地は地盤が安定し地震でもゆれにくいとされていることや、歴史的に市役所がこの場所に設置された意味、より一層市民に開かれた市役所を望むなどの意見が出されました。一方、ある委員からは、別の場所への移転も検討の余地があるのではないかとの意見もありました。  

次回は、7月5日午前9時半から市役所4階の第1委員会室において開催され、市民アンケートを実施するための協議や報告等がされる予定です。審議会の傍聴は会議開始予定時刻の15分前から先着順に交付されます。15分前に傍聴希望者が一般席で6人を超えるときはくじ引きで傍聴人を決定するとなっています。